ラズベリーパイ用I2S DACをRaspberry Pi 3上のVolumio 2 RC2で聴き比べてみた。
代表的な2機種のI2S DACの1つはSabre ES9023 I2S DAC。
もう1つは老舗のバーブラウン(TI)が開発したPCM5122 DACチップを搭載した機種。
このDACはVolumioの設定でHifiberry DAC Plusを選択するとよい。
またDSDネイテイブ再生に対応してるので、DSD Over PCM(DoP)オプションはOffでよい。
Pi-AMPに接続して、比較的大型なスピーカーKlipsch RF82で鳴らしてみた。
大型システムで再生してみると音質の違いが良く分かった。
ES9023は柔らかい繊細な響きが魅力的だ。低域のボリューム感もある。クラシック系の音楽向きかな。
PCM5122はやや硬質なくっきりとしたサウンドが魅力的だ。クリスタルサウンドと呼ぼう。JAZZ、ROCK、POPS系が面白い。
ネット上でも両機の音質の論争が見られるが、これは音に対する好みや、再生する音楽によっても変わるだろう。
PCM5122はスペックが高性能なためなのか、DSDファイルを再生すると威力を発揮する。
DSD 11.2MHzまでのファイルを試聴してみたが、DSDの良さが良く分かる。
2Lの音楽サイトから各種のサンプルファイルが無料でダウンロードできるので聴き比べることができる。
ラズベリーパイ(Raspberry Pi)用 I2S DACの実力と比較
- 投稿者: Super User
- 親カテゴリ: IT
コメント powered by CComment