ONTOMO付録のオンキヨー製スピーカ OM-OF101をVolumioで聴く

雑誌stereoのOTOMO MOOK付録のONKYO製10cmフルレンジ・スピーカー(OM-OF101)システムを自作して聴いてみた。
試聴にはお馴染みのVolumioを使用した。
雑誌の付録とはとても思えないような、凝った作りのスピーカーだ。
このスピーカーを別売のエンクロージャー・キットに入れて、多少チューニングしてみた。
鳴らしたアンプはTDA7498E内蔵のデジタルアンプをチューニングしたもの。
公称160WX2の出力でミニRCAとBluetooth入力、2系統のミニサイズ。
これから色々なジャンルの音楽を聴いてみて、感想を述べたい。


写真に写っているVolumioはRaspberry Pi 4とESS9038Q2M内蔵DACをI2S接続したもので、7インチ タッチ入力Displayで操作している。 

DAC用のOPアンプは色々交換して、音の違いを楽しんでいたが、現在はOPA1622やOPA1656をDIP化して使っている。
音質は満足できるものになっている。これも自作の醍醐味だ。

スピーカーユニットの振動板は螺旋状になっていて、共振の影響を抑えている。
別売りのOM-OF101対応のダブルバスレフ採用エンクロージャー・キットを組み立ててみた。
キットには木工用ボンドは付属しないので、ダイソーで速乾性、強力ボンドを購入。
組み立ては難しくはないが、ダンベルを重しにして接着した。
内部スピーカー配線ケーブルは付属するが、マニュアルにも書いてあるように、音に満足できなかったので、
手持ちのBELDEN 8470 AWG16(1.25sq相当)の切れ端を、直接ハンダ付けした。
これでだいぶ、しっかりした音になったような気がする。
マニュアルには吸音材を追加すると音質が向上するとも書かれているが、丁度バランスの良い響きで吸音材の不足は感じなかった。

ハイレゾ音源の弦楽四重奏曲を聴いてみたが、実演でも聴いたことのある古楽Quartetの感じがでて、なかなか良いなと思った。
低域がピラミッド状にしっかり出るので、大編成のオーケストラ曲も楽しく聴ける。
歌謡曲を聴いても、伴奏の低音、女性歌手の色気のある声が出る。
10cmのスピーカーとは思えない迫力だ。クセのすくない、濁りのない音だ。

10cmフルレンジ・スピーカー(OM-OF101)は雑誌の付録のスピーカーとしては白眉だろう。


自作スピーカーマニアにとっては、良質で安価なスピーカーの選択肢が増えたようで、喜ばしい。

コメント powered by CComment