クラシック・コンサート

クラシック・コンサート (4)

モーツァルト 生誕260年

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今年はモーツァルトの生誕260年目にあたる記念の年だ。
260年前に生まれて35歳で亡くなった若い音楽家の曲を、遠く離れた島国で聴くというのも不思議な気分がする。
若いころからモーツァルトはよく聴いたが、年を重ねるほどますますいい音楽に聴こえてくる。
これだけでも、年を取るというのは意外と悪くないな。

今宵はモーツァルト協会のピアノ協奏曲の夕べ。短調と長調のロンドとコンチェルトを並べたなかなかのプログラムだ。
ピアノ兼指揮のミシェル・ダルベルトを聴きのは初めてだが、フランスの至宝みたいな音楽家だそうだ。
コンクールの審査委員長も務めていたらしいが、こういう人がいると、ただ上手に弾くだけのピアニストではコンクールで優勝するのは難しそう。
なかなか滅多に聴けそうもないような、音楽性にあふれたいい演奏だった。音色も素晴らしい。
ロマン的な情緒にたけた演奏で、ショパンを思わせるモーツァルトだった。

東京フィルの演奏も最初は固い感じがしたが、後半のハ長調のコンチェルトは素晴らしかった。
会場で生誕260年の記念コースターを頂けて、最高に幸福な気分。

 

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真夏の午後のコンサート サカモト・キネン・オーケストラ

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今年の夏もサカモト・キネン・オーケストラを鶴見のサルビアホールで聴いた。

サルビアホールは600名程度収容の中ホールで音の良いお気に入りのホールだ。

このオケは河上隆介指揮の2管編成のアマチュアオーケストラだが、去年はいい演奏を聴かせてくれた。

今回の曲目はベートベンの6番、田園とドボルザークの9番、新世界だ。

開演前には5名のオーケストラメンバーが浴衣姿で、木管5重奏曲を聴かせてくれる。本番が楽しみだ。

 

コンサートマスターは去年と同じ若いイケメンで、見覚えがあるメンバーもいるようで、少しずつ去年の記憶がよみがえった。

前半の田園が鳴り始めると、最初は浮き浮きとした解放されたような気分に浸れるような、なかなかいい出だしだと思って聴いていたが、

そのうち午後の気だるさが来たようで、途中はボンヤリで第四楽章の嵐の前あたりからやっとすっきりした気分で聴くことができた。

演奏時間は1時間ほどかかったようで、少し、長い演奏に感じた。

 

休憩を挟んでの後半の新世界からはオーケストラは全開、聴くほうも気分爽快。

前半の田園で木管を吹いていた娘が、後半ではヴァイオリンのセクションにいたりして、マルチだなあ。

ホールの残響時間があまり長くないのが良いのか、オーケストラの各パートの音がホール中央の客席にダイレクトに聴こえてくる。

コントラバスの音の響きが良く聴こえる。とても良いホールだ。オーケストラを堪能できる。

指揮者の腕とアマチュアオケのノリの良さも加わって、聴いているほうもワクワクしてくる。

ドボルザークの望郷の念が沸々とたぎってくる、切れのいいリズムで新世界アメリカの土着のメロデイーを刻む。

有名な第二楽章のオーボエのソロも絶品でした、弦のユニゾンもうっとりするようないい響きでした。

 

また来年も是非やってほしいですね。

 

 

 

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Ensemble Malts 3rd Concert 鶴見 サルビアホール

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週末は久しぶりに鶴見のサルビアホールで木管五重奏曲を聴いてきた。

音楽ホールは100名収容の小ホールだが音響効果が素晴らしいのでお気に入りです。

今回は神奈川出身の腕利きの演奏者による木管五重奏だということで期待が高まります。

プログラムは

J.イベール:   小さな白いロバ

F.ダンツイ:    木管のための五重奏曲 ト短調 作品56の2

P.ヒンデミット: 5つの管楽器のための小室内音楽

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W.A.モーツアルト:キラキラ星変奏曲

A.ドボルザーク: 弦楽四重奏曲 第12番アメリカ 木管五重奏版

 

ダンツイの曲はアンサンブル・ウイーン・ベルリンのCDを持っていたので、コンサート前と後でCDを聴き直してみました。

実際にコンサートで曲を聴いた後の方が、はるかに面白くて楽しく聴けました。これもコンサート効果かな。

このホールで聴く木管、金管の響きはクリアなのにリッチでふくよかです。低音がホールに響き渡ります。

プレーヤー達の腕前が冴えてます。さすが神奈川の誇り。

今回のお目当ての曲はヒンデミットですが、20世紀を代表する音楽家の割にはオーケストラのコンサートにはあまりかからないのが不満です。

難解ではない現代曲で、たくさんの名曲を残してくれたのに。

僕らの世代の共通認識としては、かってのナチス・ドイツに頽廃音楽の烙印を押された音楽家として有名なんだけど。

初めてこの曲をコンサートで聴いたが、職人芸的な緻密さを備えた楽しい曲でした。

管楽器の扱いに思わずハットする箇所があって、この作曲家の非凡さを垣間見た気持ちになりました。

ドボルザークのアメリカを木管で聴くのは勿論初めてですが、ボヘミアンの香りが薄れてJAZZを感じるようで面白かった。

アンコールは上映中の音楽をテーマにした映画 マエストロからベートーベンの第五。映画も観たいな。

アンサンブル・モルツは今後も演奏会をやるそうなので楽しみです。

 

 

 

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大倉山ジョイフルコンサート 長尾春花&實川風 デュオリサイタル

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奇数月の日曜日の午後、大倉山記念館ホールで開催されるコンサートを聴いてきた。

東横線の大倉山駅から線路沿いに坂道を上ると白亜の建物が見えてくる。

このホールで若手の実力派を招いて格式張らない、地元の音楽愛好家を楽しませる集いが行われている。

今日は春花さんと風(カオル)さんのヴァイオリンとピアノのデュオです。

前半はヴイターリのシャコンヌとブラームスの第2番のヴァイオリン・ソナタが演奏された。

私のお目当てはブラームスで、3曲あるソナタの中で特に2番が好きです。

中年男性の憂鬱感と切なさが相交じり、懐かしさを覚えるフレーズが垣間見えるような、熟年以上の男性には共感できる曲だと思います。

春花さんの演奏前の説明によると3曲の中で一番静かな曲だと言うことです。

若い女性ソリストが熟年男性の心理を理解できるのかしらなどと思ったりしました。

演奏が始まると納得できました。きれいなだけではなく肉付きと厚みのあるとてもいい弦の響きです。

繊細さと大胆さの両方を備えています。ドラマチックな演奏でした。

後半は小曲を集めたプログラムで、風さんのサポートも素晴らしくて、充実して満足できた、いいコンサートでした。

 

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