シャオミ(Xiaomi)イヤホン Piston3の後継 Piston Air Capsuleの実力と比較をES9023 USB DACで

シャオミが2016年の新型イヤホンPiston Air Capsuleを出したので聴いてみた。
Piston3の後継機種の位置付けで、今度はカナル型ではなく、ハーフインイヤーのカジュアルタイプだ。
耳の穴にねじ込むようなカナル型が苦手な人にも向いている。
外耳にはめ込めて、耳穴にイヤパッドを引っ掛けるような装着方法なので窮屈な圧迫感が少ない。
高性能なXiaomi Hybrid イヤホンと比較して音質はどうだろうか。例によって数日間エージング。

 今回はVolumio2(Raspberry Pi 3)に音質に定評があるというSA9023+ES9023 USB DACを接続してUSB DACのイヤホン出力で聴いてみた。
*現在はSA9023+ES9018K2M+AD823 USB DACが出ているので、価格は高くなったが、こちらのほうがお薦めです。
 ESS社のES9023の上位版ES9018を搭載してヘッドアンプに高音質のAD823を使用している。
 Youtubeで聴いても音が良くなっているのがわかる。


USB DACをRaspberry Piに接続後、上図のように設定して、保存、再起動でDACから音が出る。
このUSB DACはWindows PC、MAC、Linux PC、MiroUSB(OTG)付きAndroid端末などでも使える汎用性がある。
Windows 10 PCに接続したら専用ドライバ無しで認識したので、試しに噂のBabyMetalをYouTubeで視聴した。
USB DACの効果は出るようで、低域が出て音がクリアになった。なかなかいいじゃん。

Volumio2では本格的なクラシック音楽で聴いてみよう。

ヴィクトリア・ムローヴァが弾くバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータはどうだろうか。
実は1か月ほど前に読響のサントリーホールでのコンサートで聴いてきたばかり。
演奏曲目はシベリウスのヴァイオリンコンチェルト。
アンコールにこの曲を弾いてくれた。
彼女は旧ソ連時代に二十歳そこそこの若さで、西側に亡命して以来、幅広く活躍しているらしい。
指揮者はウクライナ出身のキリル・カラビッツ。現在の政治状況も影響してるのかな。
シベリウスはなかなか良かった。シベリウス国際コンクールの優勝者だもん。
単に美音にとどまらない、一度聴いたら忘れられないようなヴァイオリンの音だ。
まさに彼女にとっては人生を賭けた音だろう。
なんとはなしに月の法善寺横丁の歌詞が浮かぶ。
"包丁一本 さらしに巻いて 旅に出るのも 板場の修行”

CDをdBpoweramp CD Ripperで88.2KHz/24Bitsにハイレゾ化したFLACファイルで再生してみた。
アンコールを彷彿とさせるようなムローヴァのヴァイオリンの響きが聴こえてくる。
柔らかく音が広がる。サントリーホールでの響きを彷彿とさせる。
Hybridイヤホンに替えると音の芯がよりはっきりする。
どちらもいい音だと思う。
Piston Airは装着方法の違いのせいだろうが、低音の迫力はあるが重低音はあまり聞こえてこない。
カジュアルなPiston Airに対して真剣派のHybridというところだろうか。
カジュアルだが音には妥協していないようだ。

最終修正日2017/04/15(土) 17:09
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