Blu-ray Audioで聴くケーゲルのベートーベン

3 コメント オーディオ

Blu-ray Audioのタイトルが少しずつ充実してきたようなので、試しに買って聴いてみました。

ベートベン交響曲全集 ケーゲル&ドレスデン・フィル

Blu-ray disc2枚に全曲が収録されて、HMVで3000円ほどで買えました。

SACDがなかなか普及しきれないうちに、ハイレゾ音源によるNETオーデイオやBlu-rayの大容量、ロスレスハイレゾを活用したBlu-ray Audioが出てきて嬉しいやら悲しいやら。

SACDと比べて音質はどうかなと好奇心に駆られて聴いてみました。

 

まずは演奏者の紹介。

ヘルベルト・ケーゲル(Herbert Kegel)は旧東ドイツの指揮者で、東西ドイツの統一後に自ら命を絶ってしまった悲劇の人物として知られる。

ドレスデン・フィルはドレスデン・シュターツカペレ(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)などと並ぶ旧東ドイツからの名門オーケストラ。

小生は1970年代にこの2つのオケを初来日したときに、上野の文化会館で聴いたことがあります。

シュターツカペレはクルト・ザンデルリンクの指揮で、最初の曲はウエーバーのオベロン序曲だったと思います。

木管の柔らかい響きがホールに広がって、これが伝統あるドイツのオケの音なのかと感激したことを覚えています。

ドレスデン・フィルはこの時の指揮者は誰だったのかは覚えていませんが、実にいい音を出していた記憶が残っています。

 

Discには音声が

1.5.1 DTS-HD Master Audio 24bit/96kHz

2.4.0 DTS HD Master Audio 24bit/96kHz

3.2.0 WAV 24bit/96kHz

の3種類のフォーマットで収録されていて、好みの音声を選べます。

3種類を短時間比較試聴してみて、5.1 マルチが一番気に入ったので、これで全曲を聴いてみました。

実際のコンサートホールで聴いているような感覚で、柔らかい弦の響きとクリアな木管ソロが聴けます。

 

何回か聴いてみて、スケールが大きいとかではないが、実にいい演奏だなと思いました。

引き締まったオケの響きと細部までこだわり抜いた録音です。名演奏がハイレゾメデイア(Blu-ray)で蘇ったようです。

デイテールの美しさもあって、じっくりと味わって聴けます。

Blu-ray Audioの醍醐味を楽しめました。

初期の1番、2番の交響曲からして今までにない体験ができました。既に3番のエロイカを彷彿させる意志の力を現した充実した響きが聴けます。

特に気に入ったのは4番、7番、8番(これはお気にいり)、9番です。

第九の第三楽章のアダージョは、今までは終楽章(合唱)への序奏みたいなつもりで聴いてましたが、

この演奏を聴くとこの楽章があって初めて終楽章ができたのだと分かりました。

まさに分析の極み、或いは明鏡止水。一聴の価値あり。

 

 

 

 

最終修正日2014/12/06(土) 17:01
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3 コメント

  • ichiro
    ichiro 2016年07月21日(木)20:07 コメントリンク 報告

    コメント有難うございます。
    第1番の2楽章前半の辺りのことだと思いますが、1、2楽章を2.0、5.1で聴いてみましたが特に音切れは感じませんでした。
    パイオニアBDP-LX55で再生してます。
    最近はCDからリッピングした電子音楽ファイルを、I2S DACで2CH Stereoで再生して楽しんでます。
    CDのすごさに今更ながら驚いています。

  • o=t
    o=t 2016年07月21日(木)14:29 コメントリンク 報告

    2.0 WAV 24bit/96kHzで第1番の第2楽章9:48あたりで一瞬音が途切れるのですがそちらさまではどうですか。

  • quest bars
    quest bars 2016年02月20日(土)09:28 コメントリンク 報告

    Awesome article.

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